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「ある男」はアマプラで見れる?

ドラマ

映画「ある男」は第46回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した作品です。他人になりすますという新しい社会問題をテーマにした作品に仕上がっています。アイデンティティについて問いかけられる人間ドラマが描かれています。

「ある男」はAmazon Prime Video で見れる

2024年11月22日現在、Amazonプライム会員であれば無料で視聴可能です。非会員の方も30日間無料体験で「ある男」をご覧いただけます。

その他の配信サービスに関しては、後述します。

ストーリー

弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると 「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ‥‥。「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の心に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。

(C)2022「ある男」製作委員会

物語は、深い悲しみを抱えながらも新たな一歩を踏み出そうとする女性・里枝(演:安藤サクラ)の姿から始まります。里枝は離婚後、息子の悠人と共に静かな田舎町で暮らしていました。忙しい日常の中で彼女は、自身の傷ついた心を癒しながら、息子と共に穏やかな時間を取り戻そうとしていました。

そんなある日、里枝は地元の文房具店で陽気で心優しい男性・大祐(演:窪田正孝)と出会います。彼は過去をあまり語らない謎めいた人物ながら、誠実な人柄と明るい性格で里枝と悠人の心を次第に開いていきました。二人は自然に惹かれ合い、やがて結婚し、新たな家族としての生活を築いていきます。大祐は里枝と悠人を心から大切にし、彼らの暮らしに笑顔と安らぎをもたらす存在となります。

しかし、突然の不幸が訪れます。大祐は事故によって命を落とし、里枝と悠人は再び深い悲しみの中に置かれることになりました。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると 「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。彼の素性について疑念を抱いた里枝は、驚きと不安を抱えながら、彼が一体何者だったのかを探ることを決意します。

里枝は、離婚裁判で以前世話になった弁護士である城戸(演:妻夫木聡)に相談し、大祐の過去を調査してほしいと依頼します。城戸は困惑しながらも調査を開始し、少しずつ大祐の素性に関する手がかりを見つけていきます。その過程で明らかになったのは、大祐の過去が完全に謎に包まれていること、そして彼が別の名前で人生を送っていた可能性があるという衝撃的な事実でした。

城戸は大祐がかつて生活していたと思われる土地を訪ね歩き、彼を知る人々から話を聞きます。しかし、話が進むにつれ、彼の素性はますます不透明になり、まるで「ある男」という存在が虚構のように感じられる展開が待っていました。それでも里枝は、大祐との思い出が虚偽だったのか、それとも彼の別の側面に隠された真実があるのかを知るために、探求をやめることはありませんでした。

本作『ある男』は、大切な人の「本当の姿」とは何なのか、また人間のアイデンティティや存在の意味を問いかける物語です。里枝の探求を通して、観る者は人間関係の深い本質や愛の形を考えさせられることでしょう。胸に迫るヒューマンドラマが絶妙に絡み合い、感動と衝撃のラストに繋がっていきます。

ネタバレ

このブロックではネタバレを含みますので、ご注意ください。

まず、谷口大祐として死んだ「ある男」はDNA鑑定の結果、大祐の兄の協力もあり谷口大祐ではないことがわかります。では「ある男」はいったい誰なのか。

真相を追うため、城戸は別の事件で服役中の戸籍ブローカーの小見浦憲男に話を聞きに行きます。小見浦は、「曾根崎義彦」という男の名前を伝えます。「ある男」は「曾根崎義彦」なのか。

城戸は本物の谷口大祐と以前交際していたという女と死刑囚の絵画展を訪れます。そこで「ある男」の描いていた顔の一部分がぐちゃぐちゃに描かれたイラストと同じような作品を見つけるのです。この作品を描いた死刑囚の名は「小林謙吉」。一家3人刺殺・放火で2004年に死刑が執行されていた。「ある男」と「小林謙吉」の顔はそっくりで、「小林謙吉」は「ある男」の父でした。「ある男」は事件後、母親の姓である「原誠」を名乗るようになります。

小見浦のいう「曾根崎義彦」はいったい誰なのか。

小見浦に再度面会に行く城戸ですが、小見浦はまともに話をしてくれません。小見浦は「先生が熱心に正体知りたがっている男はな、つまらんやつですよ。変な期待してるか知らんけど人殺しの子なんて所詮そんなもんですよ。」と最後に城戸に伝えます。

城戸は「原誠」の通っていたボクシングジムを訪れます。そこでは、死刑囚の息子として生きる苦悩を聞きます。死刑囚である父の顔に似た自分を殴りたくなると、ビルからの自殺未遂もあったとセコンド・会長から告げられます。

谷口大祐のなりすましアカウントを運用する元交際相手の女に、「Sonezaki Yoshihiko」というアカウントから偽アカウントを削除するようにダイレクトメッセージが来ます。これは本物の谷口大祐であり、本人は生きていたということになります。

ここで、「原誠」は死刑囚の息子という過去を捨てるために、「曾根崎義彦」という男とも戸籍の交換をしていたことがわかるのです。「曾根崎義彦」については映画では名前しか出てこないため少しわかりにくい描写となっています。

「ある男」は2度名前を変え、「原誠」から「曾根崎義彦」に、「曾根崎義彦」から「谷口大祐」へと名前を変えたということです。

城戸自身は、真相究明が終わり息子と嫁の3人でランチをしているところで嫁の不倫に気づきます。城戸は嫁と別れ、息子を連れて再婚することになります。

最後はそんな城戸が初めて出会う男性とバーで話をしているところで暗転し映画が終わります。最後のシーンは衝撃のラストですので、実際に映画を見ていただければと思います。

評判・感想

hito さん
hito さん

面白かった。引き込まれた。
過去はどうでもいいじゃん、今のその人のことを信じればって思った。
安藤サクラの言葉がよかったな。

妻夫木くんの話は最後、ちょっとゾッとした。一見成功してるように見えるし、自分が抱えてるコンプレックスなんて人には分からないよなあ
出てる俳優が豪華すぎてみんな演技上手だった!息子役の子演技うますぎた。

(https://filmarks.com/movies/98833/spoilerより引用)

こうしくん さん
こうしくん さん

このストーリーでなぜ妻夫木が主演なの??と思ってしばらく見ていたんだけど。
「殺人犯の息子」とラベリングされ戸籍交換までしないと生きていけなかった男に、「在日3世」とラベリングされそれに強烈なコンプレックスを抱いている(一見成功している)男がどんどんと共感していく様があぁなるほど、と思わされるつくりだった。

安藤サクラの息子役の男の子、お父さんが死んで悲しいとかはもうないんだ。でも、寂しい。って絞り出すように言うのが、なんともリアルというかいたく感銘を受けてしまった。
見たことある顔だと思ったらふてほどのキヨシやんけ!!!すごいなこの子!!

柄本明はなんかもういつもに増して凄すぎた。面会室に雨が降る演出好きだったかも。

鏡に顔の映らない男。
エンディング、子供が2人いて…旅館は兄が継いだので…とか「どゆこと!?」ってなった。まさか交換してないよな、虚言?

僕がこの作品を見て感じたことは、こんなことが実際に起きることがあるのかとまず率直に思ったのと、服役中の戸籍ブローカーで詐欺師の小見浦(柄本明)がいい味出してるなあと思いました。最近見た「シャイロックの子供たち」でもなかなかに映画の中でキーとなる役回りをしてていい演技・雰囲気を纏った俳優さんだなと思います。

後は何といってもラストシーンですね。ぜひ作品をご覧になっていただければと思います。

ちなみに映画冒頭とラストに登場した奇妙な絵画は、ルネ・マグリットの作品「不許複製」(複製禁止)だそうです。ほんとに複製禁止だぞって感じですよね、、、

この映画を見れるサービス

・Amazon Prime Video

・U-NEXT

・Netflix

・Lemino

こちらの作品、実は原作があるようでして原作と比較してみるのも面白いかもしれませんね。

※すでに当作品をご覧になられた方はコメントで感想いただけると嬉しいです。

コメント

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