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介護現場のリアルを描く「ロストケア」はアマプラで見れる?

サスペンス

映画『ロストケア』は、2023年公開の日本映画で、社会問題と人間の葛藤を描いた重厚なドラマです。監督は前田哲、主演は松山ケンイチと長澤まさみが務め、圧倒的な演技力で観客を惹きつけます。松山ケンイチが演じるのは、介護施設で働く真面目で温厚な介護士・斯波宗典。一方、長澤まさみが演じるのは、斯波の罪を追う検事・大友秀美です。

「ロストケア」はアマプラで見れる

2024年12月5日現在、プライム会員であれば無料で視聴可能です。非会員の方も30日間無料体験ができますので是非この機会にアマプラで「ロストケア」をご覧になってみてください。

その他の配信サービスは、後述します。

ストーリー

ネタバレありますので、避けたい方はスキップしてください。

ある早朝、民家で老人と訪問介護センター所長の死体が発見されます。死んだ所長が勤める介護センターの介護士・斯波宗典が犯人として浮上するが、彼は介護家族からも慕われる心優しい青年でした。検事の大友秀美は、斯波が働く介護センターで老人の死亡率が異様に高いことを突き止めます。

斯波は、施設で数十年働き続け、その優しさと誠実さで利用者や同僚から高い評価を受けていました。しかし、突如として、彼が「ロストケア(失われた介護)」と呼ばれる大量殺人の実行犯であるという衝撃の事実が明らかになります。捜査を担当する大友検事は、斯波の背後に隠された真実を探るため、彼の過去と向き合いながら、冷静かつ鋭い目で事件を解き明かしていきます。

物語は、大友検事が斯波を取り調べるシーンから回想として描かれる形で進行します。斯波の生い立ちや、彼がどのようにして介護の世界に入ったのか、そしてなぜ「ロストケア」に手を染めるに至ったのかが、徐々に明らかになります。彼は介護の大変さに苦しむ家族を一番近くで見てきたのです。そのため、高齢者たちが施設で日々を過ごす様子に心を痛め、彼なりの“救済”として行動に出てしまったのです。

事件の鍵を握るのは、斯波が犯行に及ぶ際に感じていた「解放感」でした。彼にとっての「ロストケア」とは、単なる殺人ではなく、苦しみからの救済であり、彼自身が「これで彼らは楽になれる」と信じていたのです。しかし、彼の歪んだ正義感は社会的に許されるものではなく、大友検事は彼を追い詰めながらも、斯波の言葉に揺さぶられていきます。

物語の中盤、大友は斯波と面会を重ねる中で、介護の現場が抱える過酷な現実や、家族の負担がどれほどの重圧を伴うのかを理解し始めます。斯波が語る「介護される人の絶望」と「介護する人の疲弊」は、現実社会でも多くの人が直面している問題です。斯波の言葉がリアルで説得力があるからこそ、大友は葛藤します。彼女自身も、施設で暮らす母と向き合うようになり介護するものの苦しみをわかり始めます。

斯波の犯行動機は単純な殺意ではなく、歪んだ優しさと絶望の末に行き着いた「選択」でした。その背景には、日本の介護制度の問題点や社会から見放された高齢者の現状が浮き彫りにされます。斯波が語る「彼らが自由になるために、自分は彼らを解放した」という言葉は、大友だけでなく観客にも深い問いを投げかけます。

映画は終盤に向けて、斯波と大友の対話がさらに激化し、彼が本当に犯した罪と、その裏に隠された真の意図が明らかになります。物語全体を通じて、観る者に重いテーマを突きつける作品となっています。

評価・感想

ポルテ さん
ポルテ さん

しんどい映画だったけど、観て良かった。

柄本明さんの演技は、もう演技と呼べないリアリティがあって引き込まれたし、ラストシーンは思わず泣いてしまった。

斯波と大友が対峙するシーンも、それぞれの正義がぶつかりあって、鳥肌モノの緊迫感。

もし自分が動けなくなって周りに負荷をかけるような存在になったらと思うと、安楽死や尊厳死は1つの選択肢としてあっても良いと思った

(https://filmarks.com/movies/102427より引用)

えぐ さん
えぐ さん

「僕たちは生まれて初めて三食食べられなくなった。」がめちゃくちゃ頭にこびりついて離れない。当たり前が当たり前じゃなくなる怖さ。悲しすぎる。殺していい理由にはならないと思うけど、斯波の気持ちも言ってることもわかってしまうのもしんどい。世の介護士さん本当に尊敬する

(https://filmarks.com/movies/102427より引用)

かつや さん
かつや さん

見てるのが苦しいというか目を背けたくなるような映画。

介護の問題は当事者じゃないとわからない。
自分は当事者になってないから、表面的な大変さしかわからないんだろう。
自分の親がそうなったら、家族がそうなったら、自分はどういう行動をするのか、何を望むのか…
それを考えるきっかけになった。

それと、松山ケンイチさんと柄本明さんの演技がすごい!

この作品を見て、日本の介護の現状を少しは身近に自分事として考えるきっかけになった気がします。自分が介護をすることになったら、介護される側になったらそんなことを考えさせられる作品でした。「その時」になれば想像している以上に大変であることに気づくとは思うのですが、その前に考えを巡らせ家族と話しておく必要もあるのかなと感じています。

また、家族だけでなく「職」として介護行う方の環境・待遇に関しても改善されるべきであると感じています。これからどんどん高齢化が進む日本にこのままでいいのかと問題提起をしてくれるような作品です。

見るのは心苦しい方もいらっしゃるとは思いますが、見て損はない作品かなと思います。

こんな人・こんな時におススメ

・社会問題や介護の現状に関心がある人

・松山ケンイチや長澤まさみの演技を堪能したい人

・重いテーマに真正面から向き合いたい時や考えさせられる映画が好きな人

この映画を見れるサービス

・Amazon Prime Video

・U-NEXT

・Hulu

※すでに当作品をご覧になられた方はコメントで感想いただけると嬉しいです。

コメント

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