はじめに:なぜ大学生の暇つぶしに「アマプラ邦画」が最強なのか?
大学生活、楽しんでいますか?
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この記事では、そんなアマプラで視聴できる数多の邦画の中から、現役大学生や、少し前に大学を卒業した20代の心に突き刺さるであろう12作品を厳選しました。
青春、恋愛、ミステリー、コメディ…様々なジャンルから、あなたの「今、見たい!」に必ず応えるラインナップです。
さあ、ポップコーンとドリンクの準備はいいですか?
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【ジャンル別】大学生なら絶対に見ておきたいAmazonプライム邦画12選
この記事で紹介する12作品を、まずは一覧でチェック!
気になるタイトルから読み進めるのもおすすめです。
- Part1:【青春・成長物語】
- 『花束みたいな恋をした』
- 『何者』
- 『ビリギャル』
- Part2:【恋愛】
- 『今夜、世界からこの恋が消えても』
- 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
- 『イニシエーション・ラブ』
- Part3:【ミステリー・サスペンス】
- 『告白』
- 『さがす』
- 『怪物』
- Part4:【コメディ・ヒューマン】
- 『万引き家族』
- 『PERFECT DAYS』
- 『シン・ゴジラ』
Part1:【青春・成長物語】アオハルをもう一度!明日への勇気がもらえる映画3選
まずは、甘酸っぱくて、時にもどかしい「青春」を描いた作品から。
「こんな大学生活、送りたかった!」と思うか、「自分のことみたい…」と共感するか。観終わった後、きっと何かが変わる3作品です。
1. 『花束みたいな恋をした』(2021年)
キャッチコピー: これは、私たちの物語だ。始まりは、最高の5年間だった。
基本情報
- 監督: 土井裕泰
- 脚本: 坂元裕二
- キャスト: 菅田将暉, 有村架純, 清原果耶, 細田佳央太, オダギリジョー
- 上映時間: 124分
あらすじ
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然出会った、大学生の山音麦(やまね むぎ)と八谷絹(はちや きぬ)。好きな音楽や映画、小説の趣味が嘘みたいに一致した二人は、瞬く間に恋に落ちる。大学を卒業し、フリーターとして同棲を始めた二人の、きらめくような毎日。しかし、環境の変化と共に、二人の心と関係性は少しずつすれ違っていき…。
大学生へのおすすめポイント
この映画が多くの若者の心を掴んだ最大の理由は、その圧倒的な「解像度の高さ」にあります。
まるで自分の思い出を覗き見しているかのような、リアルすぎる日常の描写。サークルの飲み会の空気感、就活をきっかけに変わっていく価値観、同棲生活の些細な喜びとすれ違い。その一つひとつが、「これ、私たちのことだ…」と観る者に強烈な共感を呼び起こします。
特に、就職を機に「好きなことを仕事にする」という夢から、「社会人としての責任」へとシフトしていく麦と、変わらない自分でいたいと願う絹の対比は、多くの大学生が直面するであろう葛藤そのもの。
SNSでの口コミ
- 「観終わった後、隣にいる恋人を大切にしようと心から思った」
- 「固有名詞がいちいち刺さる。天竺鼠、きのこ帝国、今村夏子…私たちのカルチャーそのもの」
- 「これは恋愛映画であり、二人の若者が社会に飲み込まれていく様を描いた残酷な物語でもある」
カルチャー好きの大学生なら、劇中に散りばめられた固有名詞の数々にニヤリとすること間違いなし。切なくて、愛おしくて、少しだけ苦い。そんな現代の恋愛のすべてが詰まった、必見の一本です。
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2. 『何者』(2016年)
キャッチコピー: 青春が終わる。人生が始まる。
基本情報
- 原作: 朝井リョウ
- 監督: 三浦大輔
- キャスト: 佐藤健, 有村架純, 二階堂ふみ, 菅田将暉, 岡田将生, 山田孝之
- 上映時間: 98分
あらすじ
就職活動をきっかけに、一つの部屋に集まった5人の大学生。冷静分析系の拓人(佐藤健)、天真爛漫な光太郎(菅田将暉)、光太郎の元カノで実直な瑞月(有村架純)、意識高い系の理香(二階堂ふみ)、達観している隆良(岡田将生)。彼らはSNSで繋がり、互いに励まし合いながら就活を進めていくが、内定の有無が彼らの関係性を歪め、隠された本音や嫉妬が露わになっていく。果たして彼らは、本当の「何者」になれるのか。
大学生へのおすすめポイント
就職活動を控えた、あるいは経験した大学生にとって、この映画はもはやホラー映画かもしれません。
自己分析、エントリーシート、グループディスカッション、面接…。劇中で描かれる就活のリアルさは、観ているこちらの胃がキリキリしてくるほど。しかし、この映画が本当に描いているのは、就活そのものではなく、「SNS時代における自己顕示欲とコミュニケーションの歪み」です。
「頑張ってる自分」を演出し、他人のSNSを詮索しては一喜一憂する。誰もが多かれ少なかれ経験のある、現代の若者の痛い部分を容赦なくえぐり出してきます。
SNSでの口コミ
- 「登場人物の誰かに必ず自分がいる。観ていて本当にしんどい。でも、目を背けられない」
- 「ラストの佐藤健の”告白”シーンは、邦画史に残る名演だと思う」
- 「就活前に観るべきか、終わってから観るべきか、それが問題だ」
豪華すぎるキャスト陣が演じる「いるいる、こういうヤツ」のオンパレードは圧巻。特に、冷静な傍観者を気取りながら、誰よりも自意識と嫉妬にまみれた主人公・拓人を演じる佐藤健の演技は必見です。自分が何者なのか、何者になりたいのか。将来に悩むすべての人に、強烈な問いを投げかける衝撃作です。
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3. 『ビリギャル』(2015年)
キャッチコピー: 坪田先生、私、慶應大学に合格したい。
基本情報
- 原作: 坪田信貴
- 監督: 土井裕泰
- キャスト: 有村架純, 伊藤淳史, 野村周平, 松井愛莉, 吉田羊, 田中哲司
- 上映時間: 117分
あらすじ
高校2年生の工藤さやかは、全く勉強せず、友達と遊んでばかりの毎日を送る金髪ギャル。その学力は小学4年生レベルで、全国模試の偏差値は30以下。そんな彼女が、塾講師の坪田との出会いをきっかけに、「慶應大学に現役合格する」という無謀すぎる目標を掲げる。周囲に「絶対に無理」と笑われながらも、彼女の挑戦が始まった。
大学生へのおすすめポイント
「どうせ自分なんて…」
受験や資格の勉強、あるいは夢に向かって頑張っているとき、誰もが一度はそんな風に自信を失いかけたことがあるのではないでしょうか。
この映画は、そんな「どうせ無理」という壁をぶち壊してくれる、最高のサクセスストーリーです。実話に基づいているからこそ、その言葉と物語には圧倒的な説得力があります。
主人公さやかのすごいところは、決して頭が良かったわけではないこと。彼女の武器は、素直さと、一度決めたことを絶対に諦めない意志の強さでした。そして、そんな彼女の可能性を信じ、型破りな方法で導き続けた坪田先生の存在。この二人の出会いが、奇跡を生み出します。
SNSでの口コミ
- 「受験前に観て号泣。めちゃくちゃモチベーションが上がった」
- 「有村架純のギャル姿が可愛すぎる。そして、どんどん綺麗になっていく姿に感動」
- 「教育って、こういうことだよな。坪田先生みたいな大人になりたい」
この映画は単なる受験物語ではありません。反発していた父親との和解、応援してくれる母親の愛、友情、そして自分自身の成長。人生において大切な要素がすべて詰まっています。何かに挑戦する勇気が欲しいとき、この映画がきっとあなたの背中を押してくれるはずです。
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Part2:【恋愛】胸キュン、そして涙。心揺さぶられる恋愛映画3選
大学生活といえば、やっぱり「恋」。ここでは、ただ甘いだけじゃない、切なさや運命的な展開に心揺さぶられる3つの恋愛映画をご紹介します。デートで観るもよし、一人でじっくり浸るもよし。
4. 『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)
キャッチコピー: 一日ごとに記憶を失う君と、もう一度、恋をする。
基本情報
- 原作: 一条岬
- 監督: 三木孝浩
- キャスト: 道枝駿佑(なにわ男子), 福本莉子, 古川琴音, 松本穂香
- 上映時間: 121分
あらすじ
クラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織に「嘘の告白」をした神谷透。しかし真織は、「お互い本気で好きにならないこと」を条件にその告白を受け入れる。実は彼女は、交通事故の後遺症で、眠るとその日の記憶をすべて失ってしまう「前向性健忘」を患っていた。毎日「初めまして」から始まる関係。彼女の幸せを守るため、透は一日限りの恋を積み重ねていくが…。
大学生へのおすすめポイント
『セカコイ』の愛称で親しまれる本作は、「記憶」という儚いテーマを通じて、愛することの尊さを描いた、涙なくしては観られないラブストーリーです。
毎日記憶がリセットされてしまう真織と、それでも彼女を愛し続ける透。その関係は、一見するとあまりにも切なく、一方通行に見えるかもしれません。しかし、たとえ記憶には残らなくても、心と身体が覚えている確かな想いがある。そのことに気づかされたとき、涙腺は崩壊必至です。
恋愛映画の名手・三木孝浩監督による透明感あふれる映像美と、主演の道枝駿佑、福本莉子のフレッシュでピュアな演技が、この物語をさらに輝かせています。
SNSでの口コミ
- 「後半の怒涛の伏線回収と、明かされる真実に涙が止まらなかった。ハンカチ必須」
- 「ただの感動ポルノじゃない。生きること、忘れること、そして愛することの意味を深く考えさせられた」
- 「道枝くんと福本莉子ちゃんが美しすぎて、画面がずっと綺麗」
そして、この物語はただ切ないだけでは終わりません。ラストに明かされる、透がついていた”ある優しい嘘”。その意味を知ったとき、あなたはきっと、もう一度最初からこの物語を観返したくなるはずです。
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5. 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)
キャッチコピー: 彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から見返したくなる。
基本情報
- 原作: 七月隆文
- 監督: 三木孝浩
- キャスト: 福士蒼汰, 小松菜奈, 東出昌大, 山田裕貴
- 上映時間: 111分
あらすじ
京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、通学電車の中で見かけた女性・福寿愛美に一目惚れ。「また会える」という言葉を信じて声をかけ、交際をスタートさせる。初めてのデート、初めて手をつなぐ、初めて名前で呼び合う。そんな初々しい時間を重ねていく二人だったが、高寿は次第に、愛美が時折見せる涙の理由が気になり始める。そして、彼女から信じられない秘密を明かされる。
大学生へのおすすめポイント
この映画は、一見するとキラキラした大学生のキャンパスラブストーリー。しかし、その裏には精巧に仕掛けられたファンタジックな設定が隠されています。
物語の鍵を握るのは、二人が生きる「時間の流れ」。その秘密が明かされたとき、それまで何気なく観ていたシーンのすべてが、全く違う意味を持って胸に迫ってきます。彼にとっての「初めて」が、彼女にとっては「最後」だったとしたら…?
美しい京都の街並みを舞台に描かれる二人の30日間の恋物語は、デートムービーとしても最適。伏見稲荷大社や鴨川デルタなど、有名なデートスポットが満載で、観終わった後には京都旅行に行きたくなることでしょう。
SNSでの口コミ
- 「設定を理解した瞬間、鳥肌が立った。切なすぎて号泣。2回目はもっと泣ける」
- 「小松菜奈が演じる愛美の涙の理由がわかったとき、胸が張り裂けそうになった」
- 「back numberの主題歌『ハッピーエンド』が反則すぎる。歌詞が映画そのもの」
「もし、二度と会えなくなるとしたら、相手に何を伝えたいか」。当たり前の日常が、いかに奇跡的なものであるかを教えてくれる、珠玉のラブストーリーです。タイトルの秀逸な意味を、ぜひ本編で確かめてください。
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6. 『イニシエーション・ラブ』(2015年)
キャッチコピー: 最後から2行目(のサプライズ)に、あなたは必ず騙される。
基本情報
- 原作: 乾くるみ
- 監督: 堤幸彦
- キャスト: 松田翔太, 前田敦子, 木村文乃, 三浦貴大
- 上映時間: 110分
あらすじ
物語は二部構成。
【Side-A】1980年代後半、静岡。就職活動中の奥手な大学生・鈴木は、合コンで歯科助手のマユと出会い、恋に落ちる。彼女に釣り合う男になろうと、髪型や服装を変え、車を買い、少しずつ変わっていく鈴木。甘酸っぱい恋愛の日々が描かれる。
【Side-B】鈴木は東京の本社に就職し、マユとは遠距離恋愛に。会えない時間と距離が、二人の心を少しずつ引き離していく。そんな中、鈴木は東京で同僚の美弥子と出会い…。
大学生へのおすすめポイント
「ああ、よくある男女のすれ違いの物語ね」と思ったあなた、完全に油断しています。この映画の本質は、巧みに仕掛けられた壮大な「叙述トリック」にあります。
物語の随所に散りばめられた違和感。カセットテープで構成されたSide-Aと、CDで構成されたSide-B。登場人物たちの些細な言動。そのすべてが、ラスト数分で一本の線に繋がったとき、あなたは必ず「え、そういうこと!?」と声を上げてしまうはず。
80年代のファッションや音楽、カルチャーが全編にわたってフィーチャーされており、当時を知らない大学生にとっては、そのレトロな世界観が逆に新鮮に映るでしょう。
SNSでの口コミ
- 「見事に騙された!悔しい!もう一回観て伏線を全部確認したい!」
- 「これは恋愛映画の皮を被った、極上のミステリーだ」
- 「前田敦子の”あざとかわいさ”が炸裂してる。男はみんなマユに騙される」
恋愛の始まりのトキメキと、終わりの切なさ。その両方を味わいながら、極上のミステリー体験もできる一石二鳥の作品。観終わった後、誰かと語り合いたくなること間違いなし。友達や恋人と一緒に観て、誰が先にトリックに気づくか競争するのも面白いかもしれません。
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Part3:【ミステリー・サスペンス】脳が痺れる!どんでん返しと衝撃のラストが待ち受ける3選
スリルと興奮を求めるあなたへ。ここでは、一度観始めたら止められない、中毒性の高いミステリー&サスペンス作品をご紹介。人間の狂気、巧みな伏線、そして衝撃の結末。あなたの脳をフル回転させる3作品です。
7. 『告白』(2010年)
キャッチコピー: 愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。
基本情報
- 原作: 湊かなえ
- 監督: 中島哲也
- キャスト: 松たか子, 岡田将生, 木村佳乃, 西井幸人, 藤原薫, 橋本愛
- 上映時間: 106分
あらすじ
春休みを控えた中学校の終業式。1年B組の担任・森口悠子は、生徒たちの前で静かに語り始める。シングルマザーだった彼女の一人娘・愛美が、数日前に学校のプールで死んだこと。そして、それは事故ではなく、このクラスにいる二人の生徒によって殺されたのだ、と。警察に言うつもりはない。しかし、彼女は犯人である二人の生徒の牛乳に、あるものを混入したと告げる。それは、彼女の命がけの”復讐”の始まりだった。
大学生へのおすすめポイント
この映画は、日本映画史にその名を刻む、最高傑作にして最大の問題作の一つです。
冒頭30分にわたる、森口悠子(松たか子)による圧巻の「告白」シーン。淡々と、しかし冷徹に語られる事件の真相と復讐の計画に、観る者は一瞬で心を鷲掴みにされます。その後も、犯人の少年、クラスメイト、犯人の家族と、関係者の視点が次々と入れ替わり、それぞれの「告白」によって、事件の多面的な様相が明らかになっていきます。
中島哲也監督による、ミュージックビデオのようにスタイリッシュで美しい映像と、Radioheadをはじめとする先鋭的な音楽が、物語の陰惨さと見事なコントラストを生み出しており、その映像美だけでも観る価値があります。
SNSでの口コミ
- 「R15+指定も納得の胸糞悪さ。でも、観るのをやめられない。とんでもない傑作」
- 「松たか子の演技が凄まじい。あの静かな狂気はトラウマレベル」
- 「映像、音楽、ストーリー、すべてが完璧。観終わった後の虚無感がすごい」
「命の重さ」とは何か。正義とは何か。少年法やいじめ問題など、現代社会が抱えるテーマをえぐり出し、観る者に重い問いを投げかけます。後味は決して良くありません。しかし、この衝撃的な映画体験は、あなたの心に深く刻み込まれるはずです。
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8. 『さがす』(2022年)
キャッチコピー: 父は、指名手配中の連続殺人犯と、笑っていた。
基本情報
- 監督: 片山慎三
- キャスト: 佐藤二朗, 伊東蒼, 清水尋也, 森田望智
- 上映時間: 123分
あらすじ
大阪の下町で、中学生の娘・楓と二人で暮らす原田智。「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。そう告げた翌日、智は忽然と姿を消す。警察もまともに取り合ってくれない中、楓は自らの手で父をさがし始める。しかし、ようやく見つけ出した父は、名前を変え、日雇い労働をしながら、あの連続殺人犯・山内照巳と行動を共にしていた…。
大学生へのおすすめポイント
コメディ俳優のイメージが強い佐藤二朗が、そのパブリックイメージを180度覆す怪演を見せたことで話題となった本作。しかし、この映画の本当の凄さは、ユーモア、サスペンス、そして感動が予測不能な形で混じり合う、唯一無二のストーリーテリングにあります。
前半は、失踪した父をさがす娘の健気な姿を描くヒューマンドラマ。しかし、物語が進むにつれて、連続殺人事件の闇が絡みつき、観る者の予想を裏切る展開が次々と訪れます。一体、父は何を考えているのか?彼は善人なのか、悪人なのか?
『岬の兄妹』で注目された片山慎三監督の、社会の底辺で生きる人々への容赦ない視線と、それでも失われない人間愛が、この物語に強烈なオリジナリティを与えています。
SNSでの口コミ
- 「とんでもないものを観てしまった…。今年ベスト級の傑作」
- 「佐藤二朗の演技もすごいが、娘役の伊東蒼の存在感が圧倒的。彼女の映画だ」
- 「笑えるのに、怖い。そして、最後は泣ける。感情がぐちゃぐちゃになる」
絶望的な状況の中でも、決して諦めない娘の強さ。そして、ラストに明かされる父の”本当の目的”に、あなたはきっと涙するはず。ただのサスペンス映画では終わらない、家族の愛の形を問う、魂を揺さぶる一作です。
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9. 『怪物』(2023年)
キャッチコピー: 怪物だーれだ。
基本情報
- 監督: 是枝裕和
- 脚本: 坂元裕二
- 音楽: 坂本龍一
- キャスト: 安藤サクラ, 永山瑛太, 黒川想矢, 柊木陽太, 田中裕子
- 上映時間: 126分
あらすじ
大きな湖のある郊外の町。シングルマザーの早織は、息子・湊の不可解な言動に気づき、担任教師・保利の暴力を疑って学校に乗り込む。しかし、学校側の言い分は食い違い、話はこじれていく。一体、何が起こっているのか?早織の視点、保利の視点、そして湊の視点と、物語は3つの角度から語られ、少しずつ真実の輪郭が浮かび上がってくる。
大学生へのおすすめポイント
監督・是枝裕和、脚本・坂元裕二、音楽・坂本龍一。現代日本を代表する才能が集結しただけで、観る前から傑作であることが約束されたような作品です。
この映画の構造は、黒澤明監督の『羅生門』のように、同じ出来事を異なる人物の視点から描くことで、観客の認識を揺さぶっていきます。「息子を心配する母」「事なかれ主義の学校」「何かを隠している子供たち」。それぞれの視点では、それぞれが「正義」であり、誰かが「怪物」に見える。
しかし、すべての視点が重なったとき、そこに見えてくるのは、大人の世界からは見えなかった、子供たちの繊細で、痛切で、美しい世界です。
SNSでの口コミ
- 「脚本が巧みすぎる。3つの視点が重なったとき、タイトルの意味に震えた」
- 「これはミステリーであり、社会派ドラマであり、そして究極のラブストーリーだ」
- 「子役二人の演技が天才的。あの純粋な眼差しが忘れられない」
「普通」とは何か。「男らしさ」とは何か。そして、本当の「怪物」とは一体誰なのか。この映画は、観る者の心に、深く重い問いを突きつけます。カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した、坂元裕二による緻密な脚本は、まさに圧巻の一言。観終わった後、誰かとこの映画について語り合わずにはいられなくなるでしょう。
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Part4:【コメディ・ヒューマン】笑って、泣いて、心が温かくなる3選
最後は、明日への活力がもらえるような、笑いと感動に満ちた3作品。人生の豊かさや、家族の絆、そして仕事への情熱。少し疲れたあなたの心に、温かい光を灯してくれます。
10. 『万引き家族』(2018年)
キャッチコピー: 盗んだのは、絆でした。
基本情報
- 監督: 是枝裕和
- キャスト: リリー・フランキー, 安藤サクラ, 松岡茉優, 城桧吏, 佐々木みゆ, 樹木希林
- 上映時間: 120分
あらすじ
東京の下町で、年金と万引きで生計を立てながら暮らす、一見ごく普通の家族。しかし、彼らは誰一人として血が繋がっていなかった。父の治、母の信代、息子の祥太、信代の妹の亜紀、そして祖母の初枝。そんな彼らの元に、ある日、団地のベランダで震えていた幼い少女・ゆりが加わる。束の間の平穏な日々。しかし、ある事件をきっかけに、家族の秘密と、社会の厳しい現実が彼らに突きつけられる。
大学生へのおすすめポイント
日本映画として21年ぶりに、世界最高峰のカンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した、是枝裕和監督の集大成ともいえる傑作です。
この映画が問いかけるのは、「家族とは何か?」という根源的なテーマ。血の繋がりか、それとも共に過ごした時間か。法や社会のルールからはみ出しながらも、確かにそこにあった彼らの「絆」の形に、私たちは心を揺さぶられます。
貧しいながらも笑いの絶えない食卓、父と息子が教え合う万引きの手口、家族みんなで海へ行くシーン。その一つひとつが、温かく、そして切なく胸に迫ります。
SNSでの口コミ
- 「安藤サクラの”あのシーン”の演技は、日本の映画史に残る。鳥肌が立った」
- 「本当の家族とは何か、幸せとは何かを深く考えさせられた。涙が止まらない」
- 「これは他人事じゃない。社会の片隅で、声を出せずにいる人々の物語だ」
特に、信代を演じた安藤サクラが、取り調べのシーンで見せる魂の演技は必見。彼女の涙は、観る者の心を掴んで離しません。社会の矛盾を鋭く描きながらも、その先に確かな希望と愛を見出そうとする。世界が絶賛した、この”家族”の物語をぜひその目で見届けてください。
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11. 『PERFECT DAYS』(2023年)
キャッチコピー: こんなふうに生きていけたなら。
基本情報
- 監督: ヴィム・ヴェンダース
- キャスト: 役所広司, 柄本時生, 中野有紗, アオイヤマダ, 麻生祐未, 石川さゆり, 三浦友和
- 上映時間: 124分
あらすじ
東京・渋谷で、公共トイレの清掃員として働く平山。彼は、毎日同じ時間に起き、同じように仕事をし、同じように銭湯に行き、同じように眠りにつく。一見すると代わり映えのない、孤独な毎日。しかし、彼の日常は、木漏れ日、古いカセットテープの音楽、文庫本、そして人々とのささやかな出会いによって、静かな喜びに満ちていた。
大学生へのおすすめポイント
SNSで他人のキラキラした生活を見ては落ち込み、何者かにならなければと焦る。そんな情報過多な現代を生きる私たちに、この映画は「足るを知る」ことの豊かさを教えてくれます。
主人公・平山の生活は、多くの人が望むような「成功」とはかけ離れているかもしれません。しかし、彼は誰よりも満たされています。それは、日常の中に潜む小さな美しさを見つけ出す天才だから。
この映画には、大きな事件も、劇的な展開もありません。セリフも極端に少ない。しかし、名優・役所広司の表情、ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督が切り取る東京の美しい風景、そしてルー・リードやパティ・スミスといった最高のロックミュージックが、言葉以上に多くのことを語りかけてきます。
SNSでの口コミ
- 「観終わった後、いつもの帰り道が少し違って見えた。涙が出た」
- 「ミニマリズムや丁寧な暮らしの、究極の形を見た気がする」
- 「役所広司がアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのも納得。彼の表情だけで物語が成立している」
将来に悩み、何者かにならなければと焦る心に、この映画は「そのままでいいんだよ」と、そっと寄り添ってくれるはず。観終わった後、きっとあなたの日常も、少しだけ輝いて見えることでしょう。
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12. 『シン・ゴジラ』(2016年)
キャッチコピー: 現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)。
基本情報
- 総監督・脚本: 庵野秀明
- 監督・特技監督: 樋口真嗣
- キャスト: 長谷川博己, 竹野内豊, 石原さとみ(総勢328名)
- 上映時間: 120分
あらすじ
ある日、東京湾アクアラインで原因不明の崩落事故が発生。政府が事故調査に追われる中、突如として巨大不明生物が海中から現れ、鎌倉に上陸。次々と形態を進化させながら、首都・東京へと進撃を開始する。その圧倒的な力の前に、自衛隊も歯が立たない。政府、官僚、科学者、自衛隊員…未曾有の国難に、日本はどう立ち向かうのか。
大学生へのおすすめポイント
「ゴジラって、子供向けの怪獣映画でしょ?」と思っているなら、その認識は今すぐ改めてください。この映画は、「もし、現代の日本にゴジラが現れたら?」を徹底的にシミュレーションした、超リアルな社会派パニックムービーです。
縦割り行政の弊害、遅々として進まない意思決定、法律の壁…。前半で描かれる日本政府の混乱ぶりは、あまりにリアルで、観ているこちらが絶望的な気分になるほど。しかし、そんな状況だからこそ、所属や立場を超えて集まった”はぐれ者”たちのチームが、希望の光となります。
庵野秀明監督特有の、早口で繰り出される膨大な情報量のセリフと、目まぐるしく切り替わるカットは、観る者に圧倒的な没入感と緊張感を与えます。
SNSでの口コミ
- 「これは怪獣映画の皮を被った、最高の”お仕事映画”だ!」
- 「会議シーンがこんなに面白い映画、他にない。日本のサラリーマン、かっこいい」
- 「無人在来線爆弾のシーンは、邦画史に残る屈指の名シーン。胸が熱くなった」
「好き」を突き詰めてきたオタクたちが、その知識と情熱で国を救う。その姿は、何か一つのことに夢中になった経験のある大学生なら、きっと胸が熱くなるはず。エンターテインメントとして最高に面白いのはもちろん、日本の政治や行政システムについて考えるきっかけにもなる、知的好奇心を刺激する一作です。
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まとめ:お気に入りの1本を見つけて、最高の”おうち映画館”体験を!
ここまで、アマプラで観られる大学生におすすめの邦画12作品をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
改めて、12作品を振り返ってみましょう。
- 『花束みたいな恋をした』:リアルな恋愛の”始まりと終わり”に共感
- 『何者』:就活とSNS時代の若者の自意識をえぐる衝撃作
- 『ビリギャル』:「どうせ無理」を覆す、奇跡のサクセスストーリー
- 『今夜、世界からこの恋が消えても』:記憶をめぐる、切なくも美しい究極の愛
- 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』:時間SF×恋愛、ラストに号泣必至
- 『イニシエーション・ラブ』:あなたは必ず騙される、恋愛ミステリーの傑作
- 『告白』:人間の悪意をスタイリッシュに描く、トラウマ級の問題作
- 『さがす』:予測不能な展開の先に、衝撃と感動が待つ
- 『怪物』:視点が変わると、”真実”も変わる。巧みな脚本に唸る
- 『万引き家族』:血か、時間か。「本当の家族」を問う、世界の是枝作品
- 『PERFECT DAYS』:何気ない日常の豊かさに気づかせてくれる、静かな感動作
- 『シン・ゴジラ』:これは怪獣映画ではない。現代日本の危機管理を描く社会派ドラマ
あなたの今の気分に合わせた映画の選び方
「たくさんあって、まだ迷う…」というあなたのために、今の気分に合わせた逆引きインデックスをご用意しました。
- とにかく泣きたい、感動したい気分のあなたは…
→ 『今夜、世界からこの恋が消えても』『ビリギャル』『万引き家族』 - 胸キュンで恋愛モードを高めたいあなたは…
→ 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『花束みたいな恋をした』 - 頭を使って、あっと驚く体験がしたいあなたは…
→ 『イニシエーション・ラブ』『告白』『怪物』 - スカッとしたい、元気を出したいあなたは…
→ 『シン・ゴジラ』『ビリギャル』 - 自分の将来や生き方について考えたいあなたは…
→ 『何者』『PERFECT DAYS』『さがす』
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